“Flipped-Bottle” Cafe(第3回共同ロボットコンテスト)

第3回は、ネットで話題(?)の「無駄に洗練された無駄のない無駄な動き」に挑戦!ロボットに課されたお題は、ペットボトルの「逆さ立て」です。カウンターに置かれたペットボトルを回収し、各所に逆さ立てさせます。試合は例年通り2チームでの対戦形式ですが、フィールドは独立しているため、試合中にロボット同士の接触や干渉はありません。

スタートしたロボットは、回収したペットボトルを「コースター」に立てていきます。そして3つ以上のペットボトルを立てることで、テーブルにペットボトルを逆さ立てすることができます。しかし、カウンターとコースターの位置は、各試合の前にサイコロを使ってランダムにセットされます。使用できるペットボトルの大きさは1.5L以上と、慎重になるのも否めません。8か所ある「コースター」全てにペットボトルを立てると追加の得点が加算されます。

コースターに立てていくか、逆さ立てを極めるか?カウンターにペットボトルを置くメンバーとの連携も重要です。今回も、ロボットにはメンバーが操縦する「手動モード」と、自律型として動作する「自動モード」の2種類の制御方式を搭載し切り替えることができます。さらには、自動モードで逆さ立てを達成できると、手動モードに比べ2倍の点数を獲得できます。地道に手動モードで点を積み上げるか、難易度の高い自動モードで高得点を狙うか。戦略が重要かもしれません。試合時間は3分。Vゴールは無く、各試合の勝敗は得点で決まります。

慣れない日々が続きますが、ぜひみなさんのアイデアで見事なFlipを魅せてください!

【Flip: ひっくり返す、人を熱狂させる、等】


第3回共同ロボットコンテストは最初からオンラインも想定してルールが作成されましたが、残念ながら新型コロナウイルス感染症の影響もあり参加校が規定より集まらなかったため中止となりました。

その後,北九州高専あばうたぁ〜ずと大分高専ロボット研究部の協力のもと,共同ロボットコンテスト競技委員会として本ルールを使って「北九州・大分 合同ミドルロボコン2021」をオンラインで開催しました。


担当:
[準備]ルール原案・調整,タイマー・得点リアルタイム更新ツール作成,各マニュアル整備
[大会当日]司会,主審,進行統括,競技(統括),タイマー,音響,VJ